一般社団法人 日本バイオデザイン学会

お知らせNotice

2021年4月12日

「第1回日本バイオデザイン学会定期学術集会」実施報告

去る3月5日(金)に、
『第1回日本バイオデザイン学会定期学術集会つなぐ 医療機器開発の輪 Go for Diversity』を
オンラインウエビナーにて開催いたしました。
当初は2020年7月に大阪会場にて実施予定でしたが、COVID-19の影響を受け2021年3月への延期を、
その後も関係者で議論を重ね、オンライン実施に変更、無事に終了することができました。
関わって下さった全ての皆様に改めて御礼申し上げます。

【開催報告概要】
*参加登録者数 参加者[アカデミア/産業/医療機関/その他]や学生を合わせ計192名
開催時間中は、常に140名前後の方が視聴というかなり高い出席率にて視聴参加いただきました
参加登録いただいた皆様には、この日より「日本バイオデザイン学会会員」となっていただきました

*開会にあたり、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、日本医療研究開発機構、
日本医療機器産業連合会からそれぞれご祝辞を、
またスタンフォード バイオデザインダイレクターポールヨック先生からも、
温かい応援&激励メッセージをいただきました

*5名の講演者の方々より、医療・産業界・プレイヤーの様々な視点から、
医療機器イノベーションでの学会への期待や今後の方向性についてお話しいただきました

*午後の演題発表では、いままさに活動中の皆様から分野ごとにレポートしていただきました
・本分野におけるアカデミアでの人材育成活動の広がりと多様性
・バイオデザインアルムナイ等による、医療機器イノベーションのプロジェクトの実装への着実な歩みや、治験に進んだ事例
・産業界におけるバイオデザインを用いたキャリア形成

午後の演目では特に、企業の中でもバイオデザインの価値が認められ、
さまざまな部門で少しずつ変化が起きていることを感じられると同時に、
まだまだ課題が残っていることも明確となりました。
学術集会では、学会が目指す方向性の中での人材育成の重要性について強調させて頂きましたが、
その具体的な事例を伺い、手応えを感じるとともに、
出席者の皆様にも、実現がされつつあることをご体感いただけたのではないかと感じております。

世界中の患者さんにより良い医療を提供するために、
本日から会員になっていただいた皆様と一緒に学会を盛り上げていくことができればと思います。
引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。